お値段もお手頃で、手に入りやすい鶏の胸肉をワインの進むご馳走感あふれる一品に。パサつきがちな鶏胸肉をちょっとした工夫でしっとり柔らかく。小麦粉をはたいてバターでソテーするので、魚でいえばムニエルのような仕上がりに。レモンと肉汁、ワインのソースがトロリと肉に絡まる。
【材料】
- 鶏胸肉・・・400g
- レモン汁・・・30cc
- 小麦粉・・・50g
- パセリみじん切り・・・少々
- 塩・・・少々
- 胡椒・・・少々
- 白ワイン・・・50cc
- 飾り用レモン・・・少々
- バター・・・20g
- ケッパー・・・大さじ1


この料理に合うワインはこちらよ↓↓
輝きのある麦わら色。香りのインパクトが強く熟れた洋ナシやモモの香り、しっかりしたバニラや蜂蜜の香りが混ざり合う。ふくよかな口当たりで豊かな果実味が楽しめる白ワイン。
①レモン(できたら農薬不使用)は洗って薄くスライスする。パセリはみじん切り。鶏胸肉は1センチほどに薄く削ぎ切り。

②肉叩き、なければ大き目のスプーンなどで体重を乗せながら広げるように伸ばす。そのあと鶏肉は塩をする。(大体、肉の総量の1パーセントの量の塩がちょうどよい。)

③②の鶏肉に小麦粉をまぶして余分な粉をはたく。


小麦粉をまぶすことでコーティングされて焼いても固くなりにくくなるんだ!
④フライパンにバターをしいて、弱火で火にかけ溶けたら③の鶏肉を入れる。焼き色がついたらひっくり返す。

⑤両面焼き色を付けて中火にし白ワインを入れる。アルコールが飛んだら、ふたをし1分。ケッパー、レモン汁、胡椒を振って、ワインと肉汁があわさってできたソースにとろみが出たら仕上げ。

⑥器に盛り付け、レモン、あれば葉野菜等添える。


ケッパーがいいアクセントになるんだぜ。

さらにバターのコクとワインの風味が淡泊な胸肉の味を補強してくれるの
より本場感になる塩漬けケッパーはこちら↓
このケッパーはフウチョウボクという花のつぼみを塩漬けしたもの。乳酸菌発酵で酸味とうま味のバランスが良い。日本では酢漬けが一般的によく売られているが、塩漬けのほうがより風味が感じられる気がする。