おそらくみんなが想像するジェノベーゼとは違うジェノベーゼ

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ジェノベーゼと聞いてどういったものを思い浮かべるだろうか?

おそらく緑色のバジルを使ったソースが主役のパスタを思い浮かべただろう↓

しかしためしにジェノベーゼのイタリア語”Genovese”で画像を検索してみてほしい。おそらく別物の茶色いパスタの画像がほとんどだろう。

かまぼこ兄貴
かまぼこ兄貴

じつはな、一般的にジェノベーゼくださいってイタリアの店で言って出てくるのは茶色いパスタだ。

ぼん太
ぼん太

まじかよ、じゃあ緑のあのジェノベーゼは本場じゃジェノベーゼじゃないっていうのかよ!?

かまぼこ兄貴
かまぼこ兄貴

あれはな、”ペストジェノベーゼ”と本場でいわれている。似て非なるものなのだ

かまぼこ兄貴
かまぼこ兄貴

あの茶色いパスタは肉をワインでとろとろに煮込みパスタに絡めたものだそれがジェノベーゼ!!

ぼん太
ぼん太

わけかんねえぜ、ペストがつくと緑のバジルソース。つかねえと茶色の肉のパスタ!?

かまぼこ兄貴
かまぼこ兄貴

今は新鮮なバジルも手に入りにくい季節だ、時間はかかるけど旨い本場の茶色いジェノベーゼを紹介するぜ!

そもそもあの緑のジェノベーゼの正体は?

そもそも日本でおなじみの緑のジェノベーゼ。もとになったイタリア語のペストジェノベーゼ。ペストとはイタリア・リグーリア地方で生まれた調味料でニンニク、松の実、オリーブオイル、バジリコの葉、パルミジャーノ・レッジャーノなどで作られる、それに使われていバジルの産地であるジェノバなのでペストにジェノバのという意味でジェノベーゼがつく。

なのでジェノバのバジルを使わなければ実はそれはただの”ペスト”なのだ。

茶色いジェノベーゼとは?

玉ねぎや人参などの香味野菜、牛肉を炒めワインとともに煮込み、とろとろになるまで煮込む。それにズィティと言われる、マカロニのようなパスタと合わせたパスタ、日本ではズィティはなかなか手に入らないので自宅で作るには好きなパスタでいいと思う。煮込むので時間はかかるが、最初炒めた後、ふたをして煮込むだけなので手間としてはそこまでないと思う。なぜジェノベーゼといわれるかと言うと諸説あるが、その昔、ナポリにやってきたジェノバ出身の料理人が牛肉を煮込んで作ったパスタを作った。それがナポリの人々にとてもおいしいと評判で、ジェノベーゼと呼ばれるようになった。

日本でもナポリ風のジェノベーゼなどといって提供しているお店もある。

ぼん太
ぼん太

ナポリ風ジェノベーゼだと?名古屋名物台湾ラーメンみたいなもんか?

かまぼこ兄貴
かまぼこ兄貴

そんなかんじだ、余談だがジェノベーゼはイタリア南部シチリアでは焼き菓子の一種の名前になるんだぜ

ぼん太
ぼん太

わけわかんねぇぜ・・・

もうひとつのジェノベーゼを作ってみよう!

肉を煮込むのに時間を2時間~3時間要するので、休日などに作ってみよう。

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