カチャトーラとはイタリア語で猟師風という意味。日本のイタリア料理店で鶏肉のカチャトーラを頼むとおそらくトマト煮がでてくるが、今回紹介するレシピはトマトを使用しない白いカチャトーラ。
かつて職場で働いていた超ナルシストの先輩が北イタリアで修業していたため、トマトを使わない北イタリア風のレシピを知っていたんだと思われる。”俺のカチャトーラに勝てる奴は日本にいない”
そんな先輩のカチャトーラを見よう見まねで作ってみて、その後試行錯誤をかさねてできたのがこれである。家庭でもできるようにアレンジし本場イタリアのカチャトーラを家庭で味わってほしい。
【材料】4人分
- 鶏もも肉・・・400g
- 玉ねぎ・・・100g(2分の1個)
- 人参・・・100g(1本))
- セロリ・・・100g(1本)
- シメジ・・・1パック
- ニンニク・・1片
- ビール・・・150cc
- コンソメ・・・300cc(市販品のコンソメ顆粒小さじ2を湯に溶かしたもの)
- 小麦粉・・・適量
- 塩コショウ・・・適量
- バター・・・20g
- パセリみじん切り(乾燥でも可)・・・適量
- オリーブオイル・・・適量

①香味野菜(玉ねぎ、にんじん、セロリ)をざく切りにカットしておく。ニンニクは皮をむいて半分に切って、芽を取っておく。フードプロセッサーがなければ、ざく切りにせずみじん切り、あるいは薄くスライス。

②①の野菜をフードプロセッサーでみじん切りにする。

③鶏もも肉は一口大にカットして、塩コショウする。

④深手の鍋にオリーブオイルを敷いて②の野菜を焦がさないように炒めていく。


かまぼこ兄貴
炒めることで野菜の甘味、うま味を引き出して凝縮させるんだぜ
⑤鶏肉に小麦粉をつけて、余分な部分をはたいて、フライパンにオリーブオイルをしいて、きつね色に焼き目がつくまで炒める。

⑥④の鍋に⑤の鶏肉を余分な油を取り除いて入れ、ビールを加え
鍋肌についたうま味をこそげとり、コンソメスープも加える。

⑦シメジを加え、さらに20~30分コトコト煮る。仕上げにコクととろみをつけるためのバターとパセリを加える。

⑧器に盛って完成


ぼん太
少し涼しくなってきたし煮込み料理、いいよなあ~
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